「例え」を考えるときの2つのポイント

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こちらは数年前、栃木の那須で撮影😊
絵葉書のような景色✨です~☆
月並みな表現ですが、これも「例え」ですね!

「例え」を使うと、ちょっと難しいような内容も、
より分かりやすい説明ができるようになります。
例えを考えるときに私が大事だと思うのは下記の2点。

①伝えたいことの本質をつかむ
②相手が分かる・具体的にイメージしやすいもので例える

伝えたいことの本質をつかむ

まず大事なのは伝えたいことの本質が何かをつかむことです。
本質からズレてしまう例えだと、伝えたいことが伝わりにくくなってしまいます。

伝えたいことの本質=エッセンスをきちんと把握した上で、
それに似たことで表現する、ということが大切です。

例えば・・・・

「例え話」自体、を例えてみます。

「例え話」・・・伝えたいエッセンスは!?→例え話によって「分かりやすくなる」

「例え話」はメガネのよう。
  ぼやけて分からないようなことをメガネを使うとはっきり見えます。

「例え話」は地図のよう。
  知らない場所も、地図があることで、どこに行けばいいか分かる、道しるべになる。

「例え話」はレシピのよう。
  難しい料理も、レシピを見れば、材料や作り方が分かって料理を作れるようになる。



エッセンスを見つけたら、「似ているモノを探す」ことで、
良い例えが見つけやすくなります。

他の例えで考えてみます。  

パスワードは、、、、、デジタルな「金庫のカギ」みたいなもの. 
            誰でも簡単に開けられるのではなく自分の大事な情報を守るため、
            自分だけが開くことができる。
            エッセンス:自分だけがアクセスできる

勉強は、、、、、「筋トレ」みたいなもの。
          毎日少しずつやると頭の筋肉がどんどん強くなって、
         色々ことを覚えられる。 
         エッセンス:毎日コツコツが大事

キッチンの片づけは、、、、「料理の準備運動」のようなもの。
               実際に食材を切る前に、料理をしやすくすることだから。
               エッセンス:料理をしやすくする

そういえば「ことわざ」は、例え話が多いですね。こちらの3つは同じようなエッセンスです。
  ・河童の川流れ
  ・猿も木から落ちる
  ・弘法も筆の誤り

 エッセンス:誰でも失敗やミスをする可能性がある。
       たとえその道のプロや得意な人であっても、時には予期しないことが起こる

 
 似ているようで違うエッセンスの例え話をすることによって、相手が混乱してしまうような
 無駄な話になってしまうということが、ありがちです。

 こんな風に、エッセンスを意識してみると、例え話をつくるときのヒントになると思います。

相手が分かる・イメージしやすいもので例える

もう一つ大事なのが、
相手が分かる・イメージしやすい モノで例えるということです。

意外と「難しいこと」で例えてしてしまう人は少なくありません。

例えば・・・

・パフェは、異なる食材の層が組み合わさって、
         複雑な味と食感が楽しめる食べ物です。

 → 正確に表現しようとしていますが、表現が難しく感じませんか!?

  
・パフェは、フルーツやアイスなどが何層も重なった、
         色々な味が楽しめるデザートの宝箱みたいなもの

 → こちらの方が、イメージしやすいのではないでしょうか。

  相手がイメージしやすい言葉を使うこと。
  さらに、この場合のように具体的な材料のフルーツやアイスなども入れると
  分かりやすいですよね。

話すときに「例え話」は重要です。ここぞ!という時に使うと効果的です。

□ 言いたいことの本質と例え話が合っているか、
□ 相手が分かるもの、イメージしやすいものを使っているか
をチェックしてみると、分かりやすい例え話ができるのではないでしょうか~🌟

今回は真面目な内容(!?)でしたが、
芸人さんなどが話を面白く伝えるのも
「例え」をうまく使っていらっしゃることが多いな~と思います!!

話を「面白くする」という角度から見た例え話についても、
また今度、記事を書いてみたいと思っております🌟

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ことばの片づけ
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