↑ NHK和歌山で夜8時45分のニュースを担当していたとき、
取材でお世話になった方が描いてくださった似顔絵とともに、パチリの写真です(笑)
私はこれまで、テレビやラジオでニュースを伝える仕事をしてきました。
現在も、ラジオ日本でニュースをお伝えしています!
また、記者グループに所属していたことがあり、
ニュース原稿を書くという仕事も経験してきました。
そこで「ニュース」の片づけとの共通点について考えてみました。
ニュースはこのような組み立てになるパターンが多いです。
◆リード
◆本文
いつ どこで だれが どうした等 (リードに肉付け)
◆具体例 2、3つ
このうち〇〇は~、また〇〇は~/はじめに〇〇が行われ~、このあと○○~など
◆雑感・インタビュー・補足
この、◆まとまり◆の合間に間を入れることで、分かりやすく伝えることができます。
ごちゃごちゃしている書類より
グループ分けしてファイルにまとまっている書類の方が分かりやすい
ということに似ているなと思います。
また、ニュースは時間内に読む必要があります。
そのため、1つ1つのニュースの時間を計って尺を出します。
たくさんのニュースがあっても、時間は限られているので、
優先順位を決めて必要ないものはカットしなければなりません。
モノが増えすぎて収納からあふれ出ないようにすることと同じイメージですね。
ちなみに、なぜ、ニュースが大体ピッタリ時間内におさまるかというと、
事前にカットする候補の言葉、尺調整用の言葉を用意して、
本番でニュースを読みながら、必要に応じて尺の調整をしているからです。
例えば、NHKのときは
「ここまで、〇〇のスタジオからニュースと気象情報をお伝えしました。
時刻は間もなく9時になります」(10秒)
時間がなければ
「ニュースと気象情報をお伝えしました」(3秒)
だけで閉める。もしくは、何も言わない。
これで、違和感なく微調整をしているというイメージです。
私は、初めてニュースを読むことになったときにこれを知って、
今まで気にも留めていなかったけれど「へぇ~」と思ったので、ご紹介してみました!
スピーチやプレゼンなどをされるとき、時間が決まっている場合、
ピッタリに終わるとバシッと決まると思うので、
そんなときに、なにかお役に立てたら幸いです☆