捨てられないもの

片づけ

捨てられないモノを
どうしたら捨てられるようになるのか。

その心理や方法は、
整理収納アドバイザー2級の講座でも
詳しくお話していますよ~^^

今回は「ことばの片づけ士」として
綴ってみたいと思います。

「捨てる」

この言葉を言うと、
すっきり感を演出してくれるイメージもあるし
冷たい印象もあります。

広辞苑で調べてみると・・・

すてる【捨てる・棄てる】

①不要のものとして物を手元から離す。
②見はなす
③大切なものを投げ出す
④しりぞける。

とのこと。

よし、片づけてスッキリしよう!と気合を入れるときには
「捨てる」はその気持ちにぴったりの言葉かもしれません。

明らかなゴミは「捨てる」ことができます。

いざ片づけ始めると、明らかなゴミ以外のものも
「捨て」ないと片づかないことに気づきます。

そのときに「捨てる」という言葉でモノと向き合うと
数々の思い出がよみがえり、
罪悪感でいっぱいになり、
「捨てられない」となり片づけ終了となってしまうのです。

では、捨てられなかった私が、
どうして捨てられるようになったか。

それは、他の人から見たら「捨てる」という行動を、
別の言葉で解釈して処理をしているからです。

こんな感じです。

捨てる=感謝して手放す

捨てる=これまでのご縁に感謝して手放す。
    今までの思い出は決して消えることがない。

モノに対して冷たく接しているわけではない
ことが分かっていただけるでしょうか(笑)

片づけ中、手放しがたいモノが出てくると思います。

そういうモノに対して「捨てる」と同様に・・・

・ゴミ
・いらない
・処分する
・消す
・ポイッ!

こんな言葉を使おうとすると必ず手が止まります(笑)

そんなときは、

・お疲れさま ☆彡
今まで役目を果たしてくれてありがとう ^^

・今まで出番が少なかったけれど出会ってくれてありがとう ^^
・片づけのたびに再会するよね。

  今回で最後になるけど忘れないよ ^^
・現物は私のもとを離れることになるけれど、

  写真撮ったから今までよりたくさん思い出すよ ^^

こんな感じで頭の中で変換して考えてみるのです(笑)

↑これ、つまりは イコール捨てる ですよ!
何か印象が変わりませんか?

少しあたたかい感じ・・・イメージが変わる!

このように言葉を変換して考えると、他の人から見る
「捨てる」という行動ができるようになります

さらに、 袋に塩を少し入れるともっと罪悪感なく手放せます。

明らかなゴミも、長年タンスの奥に眠っていた人からの頂きモノも、
思い出の詰まったモノも、
「捨てる」という言葉で一緒くたに考えず、

様々な言葉に言いかえることで、
手放すことができるようになってくるのではないでしょうか!

そして、重要なのはその先!
手元に残しているものも、いつか手放すかもしれません。
だから、今、大切に使いたいですよね。


さらに言えば、今あなたが欲しくて買おうかなぁと思っている〇〇。
しっかり活用して、使い切る・さよならをするところまで

思い浮かべてから買う。
そうすれば、あなたの心を最高に満足してくれるモノ

なるのではないでしょうか!

片づけ
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