捨てられないモノを
どうしたら捨てられるようになるのか。
その心理や方法は、
整理収納アドバイザー2級の講座でも
詳しくお話していますよ~^^
今回は「ことばの片づけ士」として
綴ってみたいと思います。
「捨てる」
この言葉を言うと、
すっきり感を演出してくれるイメージもあるし
冷たい印象もあります。
広辞苑で調べてみると・・・
とのこと。
よし、片づけてスッキリしよう!と気合を入れるときには
「捨てる」はその気持ちにぴったりの言葉かもしれません。
明らかなゴミは「捨てる」ことができます。
いざ片づけ始めると、明らかなゴミ以外のものも
「捨て」ないと片づかないことに気づきます。
そのときに「捨てる」という言葉でモノと向き合うと
数々の思い出がよみがえり、
罪悪感でいっぱいになり、
「捨てられない」となり片づけ終了となってしまうのです。
では、捨てられなかった私が、
どうして捨てられるようになったか。
それは、他の人から見たら「捨てる」という行動を、
別の言葉で解釈して処理をしているからです。
こんな感じです。
捨てる=感謝して手放す
捨てる=これまでのご縁に感謝して手放す。
今までの思い出は決して消えることがない。
モノに対して冷たく接しているわけではない
ことが分かっていただけるでしょうか(笑)
片づけ中、手放しがたいモノが出てくると思います。
そういうモノに対して「捨てる」と同様に・・・
・ゴミ
・いらない
・処分する
・消す
・ポイッ!
こんな言葉を使おうとすると必ず手が止まります(笑)
そんなときは、
・お疲れさま ☆彡
・今まで役目を果たしてくれてありがとう ^^
・今まで出番が少なかったけれど出会ってくれてありがとう ^^
・片づけのたびに再会するよね。
今回で最後になるけど忘れないよ ^^
・現物は私のもとを離れることになるけれど、
写真撮ったから今までよりたくさん思い出すよ ^^
こんな感じで頭の中で変換して考えてみるのです(笑)
↑これ、つまりは イコール捨てる ですよ!
何か印象が変わりませんか?
少しあたたかい感じ・・・イメージが変わる!
このように言葉を変換して考えると、他の人から見る
「捨てる」という行動ができるようになります
さらに、 袋に塩を少し入れるともっと罪悪感なく手放せます。
明らかなゴミも、長年タンスの奥に眠っていた人からの頂きモノも、
思い出の詰まったモノも、
「捨てる」という言葉で一緒くたに考えず、
様々な言葉に言いかえることで、
手放すことができるようになってくるのではないでしょうか!
そして、重要なのはその先!
手元に残しているものも、いつか手放すかもしれません。
だから、今、大切に使いたいですよね。
さらに言えば、今あなたが欲しくて買おうかなぁと思っている〇〇。
しっかり活用して、使い切る・さよならをするところまで
思い浮かべてから買う。
そうすれば、あなたの心を最高に満足してくれるモノに
なるのではないでしょうか!