このニンジン大きいと思いますか?
「このニンジン、大きいんです」と言っても、
それだけでは、このニンジンが実際のところ大きいのかどうか、分からない場合があります。
いや、でも、本当にこのニンジン実際にとっても大きいのですよ。
私びっくりして、つい買ってしまったのですから・・・。
では「このニンジン、25センチもあるんです」
「このニンジン、大根くらいの大きさなんです」
「このニンジン、大根おろし器からはみ出るぐらい大きいんです」
「このニンジン、千円札よりはるかに大きいんです」
というと、本当に大きいということがわかってくるのではないでしょうか!
ちなみに、写真ではこんな感じ!
最初に見た写真よりも、大きく見えてきませんか??
使ってしまいがち!単体では紛らわしいワード
例えば、「たくさん」という言葉も同じです。
「たくさん」というのも、「10」を指す場合も「50000」を指す場合もあるのです。
例えば「その日会場となった体育館には、たくさんの人が訪れました」というよりも、
「その日会場となった体育館には、300人が訪れました」のように、数を言ったほうが、
相手によりその状況が伝わりやすくなります。
また、例えば「右」や「左」なども、状況によっては分からなくなります。
自分にとっては「右」でも、向かい合う相手には「左」になります。
「自分から見て右」「あなたからみて左」などのように伝える必要があります。
的確に伝えるための3つのポイント
① 分かりやすいものに例えること
→誰もが知っている身近なものの例えや、
相手が興味がある分野に関する例えが望ましい。
何かと比較することも効果的。
② 効果的な数字を適度に入れること
→この「適度に」という点も大事なポイント!
数字を入れすぎても訳が分からなくなるので注意が必要です。
例)50年前から9年前までの41年間、1年間に350日以上
これは、数字が多くて分かりにくい
【改善例】約10年前までの40年間ほど、毎日のように
③ 相手の視点をよく考えること
→相手が何を分かっていて、何を分からないのか意識する
偉そうに書いてしまっていますが、私も忘れてしまうこともよくあります・・
この3つを意識することで、
より分かりやすい説明が出来るようになるのではないかと思います。
野菜・果物シリーズでお送りします!
こちらは、長さが50センチもあるナスです!
少し短めの傘くらいの長さです。普通のナスと比べて3倍以上の長さです。
こちらは、500円玉よりも一回り大きいくらいのミニサイズのミカン
小さくて指で剥くのもちょっと大変です。
野菜・果物シリーズでお送りしました(笑)