分かりやすい話は分類がポイント
分かりやすい話し方とは何か?
それは分類がキモになってくるのではないでしょうか。
画像のスイーツも、全部食べたくなってしまうような美味しそうなスイーツですが、
皆さんと分けていただきました(最高においしかった~^^)
先日、本棚の片づけのポイントは
細かすぎない分類ということを書きました。
話し方の分類とは何か・・・
それは伝える内容の中での「意味のまとまり」です。
逆に、文章をつくるとき目線で考えると「型」といわれるものですね。
どんな分類方法がある?
ではどんな分類方法があるのか。
それは1つではなく、たくさんの分類方法があると思いますが、
4つ例にあげてみます。
①いつ・どこで・だれが(何が)・どうした
②起・承・転・結
③結論・理由(根拠)・具体例
④リード・本文・雑感
このような分け方がありますが、
元々の「ネタ」は同じでも、①②③④に当てはめて分けてみると、
大きく印象が変わります。
①いつ・どこで・だれが(何が)・どうした
いつ きょうの夕方
どこで 東京都内にある自宅
だれが 50代の女性
どうした 本棚の片づけをしようとしましたが、
懐かしの文集に見入ってしまい片づきませんでした。
②起・承・転・結
起 東京に住む50代の女性が、自宅の本棚の片づけることにしました。
承 まず全ての本を棚から出すことにしました。
転 棚から本を出す途中に中学時代の文集を見つけ、
その文集に見入ってしまいました。
結 いつの間にか時間が過ぎ、片づけは終わらず疲れて寝てしまいました。
③結論・理由(根拠)・具体例
結論 片づけをしても、片づかずに終わることがあります。
理由 片づけをするとき、いつもは見ていない奥の方にあったものが出てきて
思い出に浸り、いつの間にか時間が経ってしまうことがあるからです。
具体例 本棚の片づけをしようとした東京都在住の50代の女性が全ての本を
床に並べていく途中、中学時代の文集を見つけました。
夢中になって文集を読んでいたら時間が経ち、
いつの間にか寝ていたそうです。
④リード・本文・雑感
これはニュース風の書き方です。
リード きょう夕方、東京都在住の50代の女性が本棚の片づけをしようと
しましたが、結局片づかずに終了しました。
本文 きょう午後9時頃、東京都内に住む女性が自宅の本を片づけようと、
棚からすべての本を取り出しました。その本の中に女性が中学生の頃
の文集を見つけたため、懐かしく思った女性は、夢中になってその本
を読み進めました。このあと女性は片づけを忘れていつの間にか
寝てしまったということです。
雑感 女性は明日も仕事が休みであるため、片づけに取り組む予定です。
4パターンの分類で例をあげましたが、だいぶ印象が変わりますよね!
こうした分類をもとに話せば相手に伝わる分かりやすい話になる!
①②③④もしくはそれ以外のどのような分類方法をもとに
話の構成をつくるのがベストなのか・・・
それは、話す場面・強調したいポイントなどによって異なります。
「最高に面白い」「ベストプレゼンテーション賞」になるかどうかはまた別ですが
この分類がきちんとできて、
過不足なく当てはめて伝えることができれば、
相手に伝わる分かりやすい話になると思います!